2012年6月30日

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イベント・講座レポート

平成24年度 主催講座 第2弾
『活動計算書』って何? 

IMGP4413 - リサイズ.JPG4月のNPO法改正によって、NPO法人の会計が変わりました!これまで各団体が「収支計算書」として作成していた書類は、「活動計算書」に変わります。早坂毅さん(税理士、横浜市立大学講師)を講師にお迎えして、この「活動計算書」の書き方について学びました。参加者はNPOの事務や経理、監査を担当されている方など25人。

NPO法人に限らず、社会福祉法人、財団法人などの非営利法人は、支援者、会員、寄付者らから信託を受けた財産を使用して活動を行っています。その支援者たちからいただいた「資源」をきちんと無駄なく利用しているか、財産の管理状況は適正・適法であるかを報告することは、理事たちの「説明責任」です。
その説明責任を果たすためのツールが「会計」です。





IMGP4417 - リサイズ.JPGこれまでのNPO法人の会計で使われてきた「収支計算書」は、現金の動きを表すものでした。それが、当期の正味財産の増減要因を示すフローの「活動計算書」に変わりました。
活動計算書は、営利企業で言う「損益計算書」に当たるものです。NPO法人は利益目的で活動するものではないので、「損益計算」という言葉には抵抗があるかもしれません。
しかし、この活動計算書に改めることで、NPO法人の財務的生存力(団体が事業を継続する能力)を把握しやすくなります。
また、ストックの計算書である貸借対照表との整合性を簡単に確認することができます。







IMGP4418 - リサイズ.JPG講師の早坂さんからは、NPO法人の会計の歴史や会計基準の特徴、事業費と管理費の按分方法、書類作成上の留意点などについて、詳しく丁寧にご説明いただきました。
また、会計の話とは別に、信頼性を高める手段としてのホームページの活用法などについても、アドバイスをいただきました。












P6230021 - リサイズ.JPG参加者の方からは、「経理業務が大変になると心配していたが、企業会計に準じた処理をすればよいと分かり、安心した」「会計報告からNPOの個性が分かるので、会計って面白いかも」などの声がアンケートに寄せられました。
長時間の講座でしたが、充実した学びの時間を得ることができました。活動計算書の完成が楽しみですね!
(了)