2010年9月5日_new

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第9回 ランチトーク H22.9.25(土)
ゲスト  : 静岡赤十字病院 看護師長 下山 美穂さん
タイトル : 覚えていますか?ハイチ大地震
       復興を見つめた現地からのレポート 震災、そして 復興へ

 今年1月12日、ハイチでマグニチュード7.0の大地震が発生しました。ハイチは世界で最も貧しい地域のひとつであったこともあり、死者が20万人を超えるなど甚大な被害が出ました。今回のゲストは医療支援隊としてハイチに派遣され、復興に携わってきた看護師の下山美穂さんです。





ランチトーク9_1.jpgゲストの下山美穂さん 以前にもイランの地震で被災地に派遣されたことがあった下山さんでしたが、今回のハイチでの活動はそれ以上に大変なものだったそうです。
















 医療を取り巻く状況はおろか、国民性や常識もまったく異なる場所での活動。現地のスタッフと文化や習慣の違いから衝突したり、考えていた医療活動ができずに日本人スタッフがストレスをためてしまったり…。


ランチトーク9_2.jpgハイチ医療支援の様子 提供:ADRA Japan そんな中で下山さんは、根を詰めすぎず現地のスタイルに合わせ活動するよう心がけ、現地スタッフ一人一人と直接話し合うなど、両者がお互いを理解し合って活動できるように努めました。その甲斐あって、最初は契約したこと以外はやろうとしなかった現地スタッフも、だんだんと患者やクリニックのことを考えて自主的に動けるようになるなど、大きな変化があったそうです。










 大災害から復興する医療現場の様子だけでなく、異文化コミュニケーションにおける大切なことも教えていただきました。
救援活動で力を発揮するために必要なこととして「健康であること」、「引き出しをたくさん持つこと」、そして「感謝できること」をあげた下山さん。「活動をさせてくれた主人には特に感謝しています」と涙をにじませながら語ってくださいました。
参加者には「普段聞くことができない現場からの生の声を聞けた」と大好評でした。