2013年10月26日

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平成25年度 第6回 主催講座 H25.10.26()
このまちを知る!その② 「徳川家康の〝駿河版銅活字とは?〟」
講師・実技指導:印刷博物館学芸員のみなさん

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シリーズその②では、家康の大御所時代を取り上げました。軍事、政治にもたけていた家康ですが、文化、教育にも関心を持ち、いろいろな取り組みをしています。中でも歴史に残る出版上の革命がこの時なされたことを、静岡に住む私たちはどのくらい知っているでしょうか。

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1612年、家康は林羅山と金地院崇伝に命じて『郡書知要』を刊行させました。この時日本人の手による初の金属活字がつくられました。これを駿河版銅活字と呼び、国の重要文化財となっています。(それまでは木の活字でした)
しかし現在、活字による印刷など、全くといっていいほど行われていません。昭和の何年頃まで活版印刷があったのでしょうか。活版印刷は、紙に凹凸ができて味のあるものでしたが……
講座では、第一部として、東京の印刷博物館の学芸員の方に「重要文化財:駿河版銅活字」のお話をしていただき、家康と銅活字について理解を深めました。

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第2部では、活字による印刷体験として、欧文活字の名前入りコースターの「文選」「植字」「印刷」をしました。

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参加者からは「活字の鋳造所はどこにあったのか」という質問や「家康がいた頃の駿府の様子に、より興味がわいた」「林羅山の居宅跡付近を探訪したい」「静岡市の路地の中にも歴史が詰まっている」「初めて活字に触れたがいいものだ」などの感想をいただきました。