2013年1月26日

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第34回 ランチトーク H25.1.26(土)
ゲスト  : 静岡みかんパートナークラブ
タイトル : 「まるごと静岡みかんを応援します!!」

 ミカンをもっと理解をしてもらい、ミカンのことを勉強し、好きになってもらうことを目的に設立された「静岡みかんパートナークラブ」の代表の興津京子さんと副代表の鷲山久さんらメンバーの方をゲストにお迎えしました。

IMGP6093.JPG軟らかくてほんのり甘いミカンバター餅(左)と ほどよい酸味の摘果ミカンのゼリー の食べ比べ 用意していただいたおやつは、手作りのミカンバター餅とミカンゼリー、「はるみ」の飴でした。ミカンバター餅は、マタギが寒い中、猟に行く際に固くならない食事として持って行っていた「バター餅」にアレンジを加えたもの、ゼリーは摘果ミカンを絞って「アガー」を使って作ったもので、両方ともオリジナルのレシピです。

 まず、代表の興津さんから団体の紹介がありました。静岡みかんパートナークラブは平成17年に設立、現在の会員は39人で沼津・藤枝・磐田・浜松など静岡県全域にわたります。もともと県のミカン園芸課から「ミカンについて勉強をしませんか」という募集があったことがきっかけで、園芸試験場などに視察に行くなど勉強を重ね、現在は市民活動団体として活動をしています。

 昨年は、静岡市のガールスカウトや保育園のみなさんと一緒に、今まで栽培の途中で捨てられていた摘果みかんを使って、ジュースやケーキを作る料理教室を開催しています。また、静岡みかんへの想いをつづる「みかん川柳」の募集を行い、2月の静岡県柑橘生産者大会で最優秀句を選ぶことになっています。さらに、駿河区の小坂にミカンの木を6本借りており、この木で栽培や収穫体験を始め、来年度からさらにいろいろなことをしたいと思っています。

P1250065.JPG会場の様子。老若男女の方が参加されました

IMGP6101.JPG ミカンの説明をする副代表の鷲山さん

 次に、鷲山さんよりミカンの種類やどこから来たのかなどミカンの歴史のお話がありました。
・柑橘類はインド、ブータンが原産地ではないか。
・温州ミカンはDNA解析した結果、鹿児島県阿久根市あたりが原産地であると通説になっている。
・明治35年6月20日に日本で初めて興津園芸試験場が開設され、日本初のラ・フランスが栽培された。現在は柑橘類の園芸・保存がメインで、品種改良は各県で行われている。
・果実は原木を接木するのが原則。果物の枝は剪定が大切で、剪定することによって良い実がなる。
など、詳しい説明があり、「ミカンの種類が多くあることが驚きました。」「品種改良は各県で行われていることが分かりました。」「お話しを聞いてみかんの歴史がよくわかりました。」など、それぞれがミカンについて理解を深められたようです。

IMGP6109.JPG夢中でピールアート体験を楽しむ参加者

P1250083.JPG作り方を丁寧に教えてくれる代表の興津さん(左から2人目)

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参加者のみなさんが作ったミカンのゾウさん。いろんな顔がありました

 その後、ミカンの皮を使いピールアート(ミカンの皮の部分を使い皮の加工をする)体験がありました。この日は、竹串を使いゾウさんを制作し、参加者のみなさんで発表しあいました。簡単そうに見えて作ってみると意外に難しく、みなさんの個性あふれる作品が出来上がり、大いに盛り上がりました。「家に帰って、娘とまた作ってみたい」という声もありました。

 ミカンの消費が、この21年間で3分の1にまで減ったそうです。ケーキやゼリーなど加工してあれば食べるけれど・・・しかし、手頃な価格で、簡単に皮をむけて、健康にもよいミカンのよさをアピールする静岡みかんの応援団としてこれからも活動していきたいとの言葉があり、「ミカンの季節にはミカンを食べるようにしていきたい。いろいろな品種を食べてみたいです。」といった感想から、JAの女性部で活動をされている方からは、「今日のお話しを聞いて、“みかん大福”の出品を考えていきます。」といった声も聞かれ、参加されたみなさんはミカンの良さを感じることができたようです。